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12月1日(土)初日舞台挨拶開催決定!

フライヤー

ほしいものはいつも
この手のひらには、おさまらなかった。

  • 小松未来
  • 桜井ユキ
  • 毎熊克哉
  • 大原由暉
  • 小林竜樹
  • 西山真来
  • 菊沢将憲
  • 湯舟すぴか
  • 大重わたる(夜ふかしの会)
  • PANTA
  • 中田クルミ(声の出演)

主題歌
Hump back「クジラ」

脚本・監督
井樫彩

12月1日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次公開

脚本・監督:井樫彩 撮影:萩原脩|照明:仁藤咲|録音・整音:柳田耕佑|衣装:藤山晃子|ヘアメイク:藤原玲子
美術:内田紫織|助監督:満岡克弥|制作:飯塚香織、吉田幸之助
編集:小林美優|カラリスト:川村尚寛|音楽:鷹尾まさき
スチール:北島元朗、大塚健太郎|デザイン:田中進
エグゼクティブ・プロデューサー:松坂喜浩
プロデューサー:菅原澪、島野道春|アソシエイト・プロデューサー:髭野純、夏原健

協賛:東放学園映画専門学校、「真っ赤な星」制作支援伊達の会
共同制作:比企フィルムコミッション
製作・配給:映画「真っ赤な星」製作委員会|配給協力:SDP
2018/HD/3.1ch DCP/カラー/日本/101分

official SNS

INTRODUCTION

2017年、日本史上最年少で第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオンにノミネートされた22歳の新鋭・井樫彩の最新作。
14歳の少女と27歳女性の交わることのない愛の日々

前作『溶ける』で卓越した演出力と表現力が評価され、史上最年少でカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に正式出品されるなど、国内外で注目を集めている新鋭・井樫彩による初長編作品。14歳の少女と27歳の女性。孤独を抱えるふたりの、交わることのない愛の日々がつづられる。ダブル主演に抜擢されたのは、『みつこと宇宙こぶ』(’17)で第11回田辺・弁慶映画祭主演女優賞を受賞した期待の新人・小松未来と、『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング・ビューティ』(’17)、『娼年』(’18)など映画ドラマ問わず鮮烈な演技で存在感を発揮する桜井ユキ。桜井ユキ演じる弥生の恋人・賢吾役には『ケンとカズ』(’16)で注目を集め、『北の桜守』『万引き家族』等、映画出演が続く新進気鋭の毎熊克哉。そして『走れ、絶望に追いつかれない速さで』の小林竜樹や、菊沢将憲、大原由暉、大重わたる、PANTA(頭脳警察)など、演技派の俳優が脇を固めている。さらに、モデルで女優の中田クルミも声で出演。また、大阪出身の3ピースロックバンド・HumpBackと主題歌でタイアップ。12月5日(月)にリリースされる2ndシングル「涙のゆくえ」より「クジラ」が楽曲提供された。

STORY

片田舎の病院に怪我をして入院した 14 歳の陽(小松未来)。彼女はいつも優しく接してくれていた看護師の弥生(桜井ユキ)に対 し、特別な感情を抱き始めていた。だが退院の日、弥生が突然看護師を辞めたことを知る。1年後、陽は買い物の帰り道で偶然弥生と再会する。そこにいたのは、過去の優しい面影はなく、男たちに身体を売ることで生計 を立てている弥生だった。再会後、学校にも家にも居場所がない陽は、吸い寄せられるように弥生に近づく。一方、弥生には誰に も言えない悲しい過去があった。満たされない現実を冷めた目で見つめ、互いに孤独を抱えるふたりは、弥生のアパートで心の空白を埋める生活を始めていく——。

CAST

小松未来

- 陽役

2003年生まれ。神奈川県出身。那須ショートフィルムフェスティバル2014出品作品『さよならキツネ姫』(14/近藤勇一監督)でデビュー。東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻第11期生修了制作映画『みつこと宇宙こぶ』(17/竹内里紗監督)では初の主演を務め、第11回田辺・弁慶映画祭女優賞を受賞した。

桜井ユキ

- 弥生役

1987年2月10日生まれ、福岡県出身。2017年公開の『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY-リミット・オブ・スリーピング ビューティ』(二宮健監督)で初主演を飾る。主な出演作は、映画『リアル鬼ごっこ』(15/園子温監督)、『娼年』(18/三浦大輔監督)、ドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(CX)など。公開待機作に、『サクらんぼの恋』(19/古厩智之監督)ほか。鮮烈な演技で今後が期待される女優。

毎熊克哉

- 賢吾役(弥生の恋人)

1987年3月28日生まれ、広島県出身。初主演作『ケンとカズ』(16/小路紘史監督)で第71回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、第31回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞するなど、大きな評価を得る。主な映画代表作に『全員死刑』(17)、『北の桜守』(18)、『万引き家族』(18)、『空飛ぶタイヤ』(18)等。以降『純平、考え直せ』、主演映画『私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人さまと呼ばせてください』、『私の奴隷になりなさい 第3章 おまえ次第』、『止められるか、俺たちを』と公開作が続いている。

大原由暉

- 大祐役(陽の幼なじみ)

2002年生まれ。埼玉県出身。8歳の頃から「大!天才てれびくん」等のTV番組、CM、WEB動画など幅広い映像作品に出演。映画では、2017年、日本映画大学の石田晴花監督の卒業制作作品『沢のぼり』で初主演を務め存在感を発揮。他にも中村義洋監督の『白ゆき姫殺人事件』(13)や柳沢翔監督の『星ガ丘ワンダーランド』(16)にも出演している。

小林竜樹

- 雅弘役(陽の母親の彼氏)

1989年生まれ。神奈川県出身。2011年、園子温監督作品『恋の罪』でデビュー。その後、映画、TV、舞台、CMなど幅広く出演。最近の主な出演作品は、映画『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(中川龍太郎監督/2016)、『愚行録』(石川慶監督/2017)、『菊とギロチン』(瀬々敬久監督/2018)、『検察側の罪人』(原田眞人監督/2018)など。

西山真来

- 恵利子役(陽の母親)

京都府出身。青年団所属。『へばの』(木村文洋監督)でデビュー。近作に『乃梨子の場合』(坂本礼監督)、『夏の娘たち ひめごと』(堀禎一監督)、『月夜釜合戦』(佐藤零郎監督)、『不能犯』(白石晃士監督)、『寝ても覚めても』(濱口竜介監督)など。『ケイタネバーダイ』(中村友則監督)が公開待機中。

菊沢将憲

- 田淵役(弥生の売春相手)

俳優・映画監督。野田秀樹・小野寺修二・ノゾエ征爾・黒田育世・矢内原美邦・康本雅子の舞台に出演。2016年、アヴィニョン演劇祭イン初演のアンジェリカ・リデル演出作に出演、監督作品「おーい、大石」PFFアワード2016入選。主演映画『815』や出演作『わたしたちの家』は数々の国際映画祭で上映され高い評価を受けている。
http://masanorikikuzawa.strikingly.com

STAFF

監督・脚本
井樫彩

1996年生まれ、北海道出身。現在22歳。
学生時代に卒業製作として制作した『溶ける』が、ぴあフィルム・フェスティバル、なら国際映画祭など国内各種映画祭で受賞し、第70回カンヌ国際映画祭正式出品を果たす。今作『真っ赤な星』が初長編作品、劇場デビュー作となる。また、山戸結希プロデュースによるオムニバス映画『21世紀の女の子』の公開も控える。

MUSIC

主題歌:Hump Back「クジラ」(「涙のゆくえ」より)

Hump Back

林萌々子(Vo, G)、ぴか(B, Cho)、美咲(Dr, Cho)からなる大阪出身のガールズロックバンド。THE NINTH APOLLOの姉妹レーベル・WELL BUCKET RECORDSに所属。2016年12月にミニアルバム「夜になったら」、2017年11月に2ndミニアルバム「hanamuke」を発表、2018年3月にはチャットモンチーのトリビュートアルバム「CHATMONCHY Tribute ~My CHATMONCHY~」に参加した。同年6月には1stシングル「拝啓、少年よ」をリリースし、自身最高位となるオリコンウィークリーランキングで堂々の13位を記録するなど、現在大躍進中。本作の主題歌として、12月発売の新譜「クジラ」をタイアップで楽曲提供。

MOVIE

COMMENT

傷つき沈んだまま飛べないでいる2つの魂の救済。 その不安定な感情を露わにする2人の女優のぶつかり合いが真っ直ぐに突き刺さった。 物語に頼らない井樫の映画と向き合う覚悟に拍手を送りたい。
-行定勲(監督)

彼女たちの世界が、この星空の下で自分の光を放ち続けます様に。空高く風に乗って羽ばたき続けます様に・・・かけがえのない誰かと出逢い、共に生きて逝けます様に。
-河瀨直美(映画監督)

映画が終わり、井樫監督に「煙草吸い行きません?」と誘われ駐車場へ。 あの小説どこまで本当すか?」と気さくに言われる。 22才かぁ。人は年齢じゃない、と基本的に言わないといけないとは思うが、22才が撮ったのかよと正直驚いた。 劇中のあの二人が最後幸せになってほしいと思えたよ、と22才に伝えた。
-燃え殻(会社員、作家、エッセイスト)

現代社会において<血縁>を主体とした家族関係は、もはや原始的なのかも知れない。恋慕にも似た思慮こそが人間関係の根幹をなし、そこには<血縁>など必要ないのではないか?と本作は言わんばかりなのである。
-松崎健夫(映画評論家)

井樫彩は、僕が新作を期待する数少ない日本人監督だ。彼女が撮るシーンは、空気をまとっている。なぜ彼女の映画の中にある青空は、希望ではなく、切なさをもたらすのだろう。前作に引き続き、僕は彼女の描く孤独が好きだ。
-佐渡島庸平(コルク代表)

「誰か」に届けるためではなく、目の前の「その人」に届けたいという 井樫の強い映画愛が「真っ赤な星」には詰まっている。 近付いても離れていく。愛しても愛されない。 愛に飢えている現代人の、微妙な距離感と哀しさを 井樫が二人の少女に代弁させているような気がしてならない。 「私はこの映画が大好きなんです」井樫のこの言葉を一生忘れない。
-涌田秀幸(プロデューサー)

井樫彩をめぐる覚書
真っ赤な星に寄せて

この宇宙で、井樫彩の映画だけが、 “あの頃、僕たちは青かったーー” そんな常套句には到底収まりきらぬ、 振り向くだけで、今にも心に血が流れ出すような、真っ赤な季節を、私たちの肉体に呼び起こすことができる。

確かに生きた日々があり、 この肉体を、どれだけ容易く他人に貸したとしても、 譲られぬ魂だけが、誰の言うことも聞けずに、 どうしても、お互いに捧げ合えなかった時間がある。 あの季節を青い春だなんて呼ぶのは、真芯を覆い隠し忘れ去ろうとする、退屈な後戯に過ぎないのだ。 私たちの春は、真実、いつでも、真っ赤だった。 血のように、炎のように、そして産まれては死に逝く星のように。 その烈しく萌ゆる季節が、確かに、この宇宙に存在していたことを、 まるで作家の掌に、そのまま魂を鷲掴みされるような筆致で、 あまりにも鮮やかに、思い起こす映画がある。 私たちの肉体には、リアルタイムで傷つくことを許さぬ崇高な魂が、秘められていたのだという古典を、今やっと痛みを分け合いながら、眺めている。

井樫彩は、魂を可視化する術を持って、この世界に生まれ落ちた映画作家だと思う。 映画を創り出すための、最上の天性を携えて、産声を上げた瞬間から決まっていた。 映画の歴史のなか、数え切れぬほどスクリーンに映し出されてきた青春の風景を、 井樫彩の描き出す赤春の光景が、一回一回、打ちのめしてゆくだろう。 そして、歴史のなかの映画が変わる。 井樫映画を観終わって初めて、私たちは自分の魂の、ほんとうの色を知ることになる。 撃ち殺され、秘められた魂が姿を現せば、 スクリーンが、今から真っ赤に染まり、 聖なる穢れが、この世界に滲みゆく。

どれだけ悔いても後戻りなどできず、 忘れ去ろうとしても蘇ってしまう、 目を覆いたくなるようで、ずっと見つめていたかった、 真っ赤な季節を私たちに呼び起こす、 この星でたった一人の映画作家が、井樫彩なのである。 そして、井樫彩は、誰かの魂を救うために、かけがえのない映画を撮り続け、暗闇を駆け昇り、やがて星になるまでの運命を生き抜く。 -山戸結希(映画監督)

THEATER

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  • 宇都宮
  • 公開日
  • 12月1日
  • 1月4日
  • 2019年
  • 2019年
  • 2019年
  • 1月12日